三菱自動車が倒産を免れても名車復活はできない?再生の鍵は?
三菱自動車の燃費不正問題で日産自動車と資本業務提携をする事で何とか倒産は免れる事にはなりそうですが、元々は三菱自動車が軽自動車の技術を日産に提供していたのに今度は逆の立場になるのだから皮肉なもんですよね。
しかし三菱自動車の倒産は免れたとしても、日産自動車の傘下に入るとなると、これまでの名車と言われるランサーシリーズやパジェロシリーズなどの昔人気があった車種を復活させる事はできない状況になるでしょう。
倒産ギリギリに追い込まれれば技術を売り込むしかない
三菱自動車も世間から厳しい批判を受けて倒産ギリギリまで追い込まれました。
でも大企業がすぐに倒産してしまえば相当な数の社員が職を失う事になってさらに深刻な問題になりかねません。
そうならない為に日産自動車の傘下に入る事を決めざるを得なかったのでしょうが、三菱自動車のこれまでに培った技術を日産自動車に売り込んでいくしかないんでしょうね。
消費者側からすれば3度も騙された(リコール隠し2回、燃費不正)ので、もう信用もないし再生していくにもまずは信用回復していかないといけませんが、まずは日産自動車主体で車を製造していくしかないです。
日産自動車が再生の鍵になる?
日産自動車も三菱自動車と共倒れしてしまっては意味がないので、日産の軽自動車販売のシェアが3割も占めている事もあり再生の鍵となるのは、過去の名車を復活するよりは燃費不正を払拭させる軽自動車を作っていかなくてはいけないでしょう。
日産自動車も新型GTRの販売もあるし日産は名車を継続して復活していっているので、何とか三菱も日産に技術提供だけでなく「売り」となる車を作ってほしいものです。
三菱自動車の国内での人気は底辺までに落ちたのですが、海外ではまだ人気があるみたいなので狙えるところに力を注ぐ事も必要になるでしょう。
三菱自動車が倒産を免れても名車復活はできない?再生の鍵は?のまとめ
個人的にはランサー復活を期待して書いた記事が過去にあります。
それでも今回の燃費不正問題で三菱自動車が倒産を免れただけでも名車復活に向けての第一歩なのかな?と僕は思いますが、信用を何度も裏切るとこれだけ毎日世間からの批判をあびるのも販売店の方からすれば憤りしかないですよね。
でも販売店からすれば自分達は知らないところで不正が行われていたのに、とばっちりもいいところです。
たとえ日産自動車の傘下に入って助けてもらえたとしても三菱自動車らしい事ができないのであれば、事実上は倒産しているのと同じなのではないでしょうか。
批判の声からどういう対応とこれからの動向が気になりますが、不正問題が毎日のニュースにならないように再生の鍵を見つけたのだから、名車の復活も視野に頑張ってもらいたいものです。
三菱自動車が倒産を免れても名車復活はできない?再生の鍵は?を最後まで読んで頂きありがとうございます!
ではまた。